ミスコンテスト、ミスコン強豪国 ミスベネズエラ はこれからどうなるのか。
ミスコンテスト、ミスコンに興味がある方なら、南米にあるベネズエラという国が、ミスコンテストで素晴らしい結果を出し、「ミスコン強豪国」と呼ばれている、という話を聞いたこともあるかもしれません。
その通り。ベネズエラはミスコンテストで最多タイトルを獲得し、見事な結果を出しています。
ミスコンテストの結果は、
ミス・ユニバース 優勝7回
1979 • 1981 • 1986 • 1996 • 2008 • 2009 • 2013 年
ミス・ワールド 優勝6回
1955 • 1981 • 1984 • 1991 • 1995 • 2011 年
ミス・インターナショナル 優勝8回
1985 • 1997 • 2000 • 2003 • 2006 • 2010 • 2015 • 2018 年
ミス・アース 優勝2回
2005 • 2013 年
ミス・アースだけ少ないですが、これはミス・アース自体の歴史が浅いからです。
ミス・ベネズエラは 1位がミス・ユニバース、2位がミス・ワールド、3位がミス・インターナショナル、4位がミス・アース にベネズエラ代表として派遣されます。
近年の優勝者を見ると
ミス・ユニバース 2013年 優勝
マリア・ガブリエル・イスレルさん。
トランプ前大統領と。
当時はトランプさんは大統領ではありませんでしたが、この頃はミス・ユニバース世界大会の運営権はトランプ氏のもとにありました。
ミス・ワールド 2011 年 優勝
Ivian Sarcos イヴァン・サルコス さん と発音すればいいのかな。
水着で。
ミス・インターナショナル 2018年 優勝
Mariem Velazco マリエム・ベラスコ さん でしょうか。
こちらはカジュアルウェア。
ミス・アース 2013年 優勝
Alyz Henrich アリズ・ヘンリッツ さん。ドイツ系でしょうか。
こういうファンタジックな写真も。
まさに総ナメという感じです。
ミス・ベネズエラがこれほど素晴らしい結果を出せるのは、もちろんいろいろと力を入れているからでもありますが、それも1人の人が尽力している、ということではなく、組織的にミスコンテスト出場者の底上げを行っているからです。
なんとベネズエラには、ミスのための学校まであります。
正式な名称では無いようですか、beauty factoriesと呼ばれていて、つまり美女工場です。
こんな感じ。
なんと、大人からこんな子供まで生徒?にいます。
子供の頃からウォーキングの練習。そりゃミスコンでも優勝するでしょう。
結構、体育会系だったりする。
このbeauty factoriesには、各国から留学生も来ているようで、コロンビア、ブラジル、フィリピンなどから、ミスのファイナリストたちが、美女になるための勉強に来ているとのこと。
これは強豪国にもなりますよ。
これだけミスコンテストが文化として根付いているのは、うらやましい話です。
さて、そのベネズエラですが、治安の悪化が著しい。
経済状況は世界最悪とまで言われ、犯罪が多発しています。
独裁的な大統領と反大統領勢力との対立が激しく、上に出てきたトランプ前大統領は軍事介入まで示唆していました。
まさか、ミス・ユニバースを救出するために軍隊を送るのではないと思いますが。
・・・いや、本音はそうだったかもしれませんね。トランプさんのことだから。
一日も早く、治安が回復し、この笑顔が途絶えることがないことを祈ります。