ミスロシアとミスウクライナは、戦ってほしくない。
突然始まったロシアによるウクライナ侵攻。今後、どう展開していくのか
この記事を書いている時点では、全く予想がつきません。
Miss Contest Gadenでは、この戦争からちょっと、いや、かなり外れて、
両国のミスコンテストについて紹介してみます。
ロシアもウクライナも美女大国として知られ、自らもそう感じているようです。
ロシアのあるアンケートによると、ロシア人男性に対して、
世界一美しいのはどこの国の女性か、と聞いたところ、9割がロシア人と答えたとか。
これは自国びいきと言うより、外国を旅行してみて、やはり世界一の美人はロシアだと
感じたのでしょうか。
ウクライナではそういう調査は聞いたことがありませんが、やはりウクライナも
美しい女性の多い国です。
こちらはミスロシア
こちらがミスウクライナ
日本人のある評論家(もちん男性)が、「美人同士が戦うのはよくない。」と言っていました。
そういう問題ではないと思いますがw ここでは両国のミスを紹介します。
ミスユニバース ロシア代表 2019年度
Alina Sanko さん。
ミスユニバース ロシア代表 2021年度
Ralina Arabovaさん。
こちらはミスワールド・ロシア、2018年度の出場者。
Natalya Stroeva さん。
見ての通り、アジア人ぽいですね。日本人だと言っても通りそうな感じです。
そのようで、彼女はサハ共和国出身とのこと。サハ共和国とは、シベリアにある自治区域で、住んでいるのはほとんどがアジア系のヤクート人です。
ロシアは東西に広く、その国土の2/3はシベリア、つまりアジアにあります。なのでロシア人の中には一定数のアジア系ロシア人がいるのです。
ロシア連邦は公式には、国民を人種で区別することはしないとしているので、ヨーロッパ系アジア系と分けた調査は無いようですが、だいたい1割ほどはアジア系のロシア人だと言われています。
そしてこちらミスウクライナ
ウクライナは自らをヨーロッパの東の端にある国としているので、
ロシアとは違い、彼女たちの中にアジア系は見えないようですね。
少し古いですが、2008年のミスウクライナ。Iryna Zhuravskaさん。
18歳ということもあり、幼い感じがあります。
こうしてみると、アジア系のミスのいるロシアと、幼い感じのミスを選ぶウクライナ。違いが見える気もします。
それでもロシアとウクライナは長い国境を接する隣国同士。こんなことになる前は、両国のミスは仲がよかったのです。
並んで談笑するミスロシアとミスウクライナ。
こちらはミスロシアとミスウクライナの2ショット自撮り。
それが今ではこんなことに。
日本でも話題になった。戦闘服姿のミスウクライナ。ウクライナはジェンダー平等が進んでいて、兵士にも女性はかなりいます。
率直に言って戦闘服は似合いませんね。やはりドレスのほうが魅力的。そう思いませんか。
前に「美人同士が戦うのはよくない」と言った男性の言葉を紹介して、ちょっと苦笑して見せましたが、
本当にそう思えてきます。
一日も早い平和を。
ミスアメリカが100周年を迎えて、ますます盛大に開催。
ミスアメリカが100周年を迎えました。
ここ2年ほどの新型コロナの影響で、ミスコンテスト全般に、1か所に集まる大会としての開催が難しくなったり、一部にはミスコンテストに疑問を呈する声もあったりします。
そんな声もよそに、ミスアメリカはますます盛大に行われました。
URL_ ミスアメリカ 2022
ミスアメリカの第一回は1921年、ニュージャージー州アトランティックシティで開催されました。
アトランティックシティとは、日本ではあまりなじみの無い都市ですが、ニューヨーク、フィラデルフィアの大都市圏から遠くない、近場のリゾート地として知られています。
日本で言うなら湘南あたりのイメージでしょうか。
初代ミスアメリカ、 マーガレット・ゴーマンさん。
ミスメリカは、中止になったことがほとんど無いミスコンテストとしても知られています。
どんな大事件のさなかでも、開催されてきました。
こちらは、1944年ミスアメリカ。Venus Ramey ヴィーナス・ラメイ さん。
この年は、いうまでも無く第二次世界大戦たけなわの時期です。そのせいなのか、手に持っている星条旗が、心なしか大きく見えます。
ラメイさんは、2017年にお亡くなりになりましたが、それまで元気に活躍されていたとか。
2002年のミスアメリカは、Katie Harman ケイティ・ハーマン さん。
この年は、言うまでもなく911テロ事件のあった年です。ミスアメリカ大会は、テロ事件の直後に開催されましたが、中止という判断はされませんでした。
ちなみに、911テロ事件は2001年に起きたので、この年に選ばれたミスアメリカは2002年度ということになります。
Katie Harman ケイティ・ハーマン さん。
今は結婚されて、子供も2人いらっしゃるようですね。下の子は女の子で、大人になったらミスアメリカに出場するんでしょうか。
実のところ、ミスアメリかは一度も中止が無かったわけではないのですが、その理由は、むしろテレビ局の権利に関するトラブルなどです。
どんなにアメリカを揺るがすような時代でも、必ず開催されました。
ミスアメリカは、自由と人権を尊ぶアメリカの精神を象徴するコンテスト。国を挙げてといっても言い過ぎではない大イベントです。
また、ミスアメリカは副賞の賞金のことを、Scholarship 奨学金と呼びます。
これは、ミスアメリカの出場資格を学生に限るものではないのですが、まだ若いミスたちのさらなる成長を願って、という意味があるのでしょう。
ミスアメリカのScholarship 授与。
この大イベントは、アメリカの軍隊も全面協力します。これはアメリカ空軍基地を訪問した時のショット。後ろにあるのはアメリカ空軍のVIP輸送機です。
そして今年も盛大に開催されました。
2022年度のミスアメリカ。Emma Broyles エマ・ブロイレスさん。
2021年のミスユニバース世界大会は、盛大に開催されました。
2021年12月12日、イスラエルで例年通りミスユニバース世界大会が開催されました。
ミスユニバース世界大会 イスラエル大会
開催地は、イスラエルの紅海に面した港町エイラート。あまりなじみのない都市ですが、イスラエルの都市では唯一・紅海に面した街で、リゾート地でもあります。
もう去年になりますが、2021年のミスユニバース大会はさまざまな意味で話題になった大会になりました。
まず、新型コロナを克服して、各国代表が一か所に集合してのページェントとなったこと。
この写真は、イスラエルの「首都」エルサレムでの写真ですが、マスクをしているものの数十人が集合している写真で、こんなことが出来なかった、ここ2年ほどの状態を思うと、やっとここまできたかという感じです。
また、今までイスラエルでミスコンテスト世界大会が行われても、参加できなかった国から代表が来ました。
現在のイスラエルは、いくつかのアラブ諸国と国交を結んでいます。アラブ首長国連邦、バーレーン、モロッコ。
イスラエルとアラブ諸国は犬猿の仲で、今でも国交など結んでいない国がほとんどですが、それでも徐々によい方向に向かっている。その象徴ともいえるのがアラブ諸国代表なのでしょう。
まずモロッコ代表。Kawtar Benhalima さん。
次にバーレーン代表。 Manar Nadeem Deyani さん。
アラブ首長国連邦は、新型コロナを警戒して、今回は代表を送るのを断念したとのこと。
また、日本については、代表が来ていた変な衣装が話題になりました。
これがそれです。日本では屈辱的だ、などという声も上がりました。
まあ、これをデザインしたイスラエルのデザイナーは、「これは着物ではない。着物をモチーフにしたドレスです。」と言っていますが。
みたところ、着物というよりアニメのイメージに見えます。現代の日本のイメージはアニメですからね。
ちなみに、これはカメルーン代表の衣装。なんというか・・・
このような世界規模の大会には、政治的な影が差すのは、現代という時代の困った状況です。
今回のミスユニバース大会も、イスラエルという国の政治的理由により、代表を送らなかったり、代表者の国の一部の人から非難を浴びるということもあったようです。
国名は書きませんが、ある代表の言葉です。
「何百万人もの女性が世界の舞台に立ち、政府、政治、そして政治的議題ではなく、国民、国、文化を代表することを夢見ています。」
その通りですね。
最期に、今回大会で優勝したのはこの方。インド代表。Harnaaz Sandhu さん。
最近のインドは積極的に世界のミスコンテストに代表を送っていて、いい結果も出しています。
インドはひと昔前には、ミスコンテスト反対運動が起きて、反対派の過激な行動が世界的なニュースになることもありました。
インドもいい方向に向かっているのでしょう。
Harnaaz Sandhu さん
50年前のミスアメリカが語る、ミスコンテストの歓び
ミスアメリカは今年で100周年を迎えます。
1921年に第一回を開催しています。考えてみれば、すごいことですね。1921年といえば日本では大正10年です。
大正時代にミスコンテストを開催していたわけで、当時の日本社会のようすを想像してみれば、開放的でさすがは「自由の国」を称するだけあります。
それを記念して、50年前1970年度ミスアメリカだったPamela Anne Eldredパメラ・エルドレッドさんが、今年の審査員として参加しています。
パメラさんの当時の写真です。
パメラ・エルドレッド
パメラさんは、バレリーナとして舞台に立つことを夢見て、日々練習に励んていましたが、ケガをしてバレリーナの道を諦めざるをえなくなり、新しい夢を探していたところ、ミスアメリカに目を止めたのだとか。
当時、障害のある妹がいて、賞金も欲しかったと率直に言っています。
夢を諦めざるをえなくなっても、新しい夢を探し求める。アグレッシブな方ですね。
当時のことをいろいろと話してくれています。当時は水着審査は必須でしたが、それを嫌がって出場しない人もいたとか。パメラさんは「水着は全く嫌ではなかった」と言っています。
また、当時からミスコン反対の声はあり、会場の外ではデモまで起きていたらしいです。
パメラさんは「今のミスアメリカは、自分たちの頃とは全く違っている」と、言っていますね。
昔のミスコンテストは、今なら考えられないエピソードがあったようです。
1935年のミスアメリカになったHenrietta Leaverヘンリエッタ・リーバーさんは、選ばれた後で、どこかの彫刻家が顔だけ彼女に似せたヌードの彫刻を、勝手に作ってしまい、大騒ぎになってしまいました。
当時は肖像権などという概念は無かったのでしょう。
真ん中がヘンリエッタさん。
21世紀に入ると、社会的な問題について発言するミスも、普通のこととなりました。
2000年のミスアメリカ、Heather French ヘザー・フレンチさん。彼女の父は負傷帰還兵でした。戦場に行って負傷し、帰国してからも重い後遺症に悩まされていたのです。
ヘザーさんは、ミスアメリカになった後、自らの経験から負傷した帰還兵に対して、必要な保障がなされるように訴えました。
ミスアメリカの訴えは、大きな反響を呼び、米連邦議会で必要な法律が制定されました。
ヘザー・フレンチさん。
2021年の今は、世界的にSDGsについて発言するミスも多いですね。
最初に出てきた、パメラ・エルドレッドさんは、自らのミス体験を振り返って言っています。
ミスになったのは素晴らしい体験だった。「ミスアメリカだった1年間は、夢だったのではないかと思ってしまう。」とも。
ミスアメリカは、彼女の人生の最高で時間だったのでしょう。
ミスコンテストはリアリティ番組に展開する。Miss Multiverse コンテスト
こういうミスコンテストが開かれています。
Miss Multiverse ミス・マルチバース というコンテスト。
Facebookより
https://www.facebook.com/MissMultiverse/
世界規模で開催されているミスコンテストらしいのですが、最近まで私も知りませんでした。
こちらが日本代表の方。
実はお名前がどこにも書いてありません。下で書きますが、ネット番組の中で明かされるのかもしれません。
2021年度はドミニカ共和国のホテルで開催されるようです。
この新型コロナの時期に、一か所に集合して開催とは。と思っていたら、このコンテストのもう一つの側面が見えてきました。
つまり、このコンテストの様子はネットTVで放送されるのです。
ネット番組でちょっとしたブームになっている、リアリティ番組として、コンテストの様子がリアルタイムで逐一放送されるのです。
「I AM Miss Multiverse」という番組で、Amazonプライムからです。
Amazonプライム
https://www.primevideo.com/region/fe/detail/0GZ33RRABH0PD5422N2AGW9KDY/ref=atv_dp?language=ja_JP
覗いてみましたが、残念ながら日本では現在のところ視聴できないようです。
リアリティ番組といえば、あの「The Bachelor Japan (バチェラー)」が有名ですよね。
Amazonプライムより
https://www.amazon.co.jp/b?node=4659639051
このバチェラーは、アメリカのAmazonプライムの番組からはじまり、世界的に人気の番組になりました。
各国版が作られ、日本でもバチェラージャパンが人気番組になっています。
バチェラーの成功が、Amazonプライムをネットフリックスと並ぶ視聴者数を誇る、ネットTVに押し上げたとされます。
日本版バチェラー
女性が主役のものも。
それ以降、リアリティ番組がネットTVのキラーコンテンツとなったと考えられ、各ネットTV局がリアリティ番組を流すようになってきました。
そしてこのMiss Multiverseは「I AM Miss Multiverse」というリアリティ番組として、放送されています。
Amazonプライム
https://www.amazon.com/Miss-Multiverse-Australia/dp/B0875KJ126
以上のURLはオーストラリア版です。
おそらくMiss Multiverseは、この番組のために開催されているのでしょう。なので、ミスコンテストとしてはあまり知られておらず、日本でも代表選出大会が開かれていないのではないでしょうか。
世界のミスコンテストもさまざま形態を変えて開催されるようになっています。
このMiss Multiverseも今後の展開を注目していきましょう。
ミスベラルーシは、独裁大統領に負けない
大いに盛り上がった東京オリンピックですが、ベラルーシの陸上選手チマノウスカヤ選手が、大統領の帰国命令を拒否して亡命したことが、ちょっとした政治的な話題にもなりました。
ベラルーシはルカシェンコ大統領があからさまな独裁政治を続けていて、「ヨーロッパ最後の独裁者」とも言われています。
こちらがそのルカシェンコ大統領。ミスベラルーシと一緒の時です。
今回の帰国拒否・亡命騒ぎも、大統領は「反対派の陰謀だ。彼女は操られている」と強弁しています。
いずれにしても、チマノウスカヤさんが一日も早く、大手を振って自分の国に帰ることが出来ることを、期待したいですね。
さて、Miss Contest gardenとしては、そのベラルーシのミスコンテスト事情を紹介してみたいと思います。
ベラルーシのある地域、ユーラシア大陸の中心部は「美女の宝庫」と呼ばれています。
美人が多く、ミスコンテストも盛んにおこなわれています。
このあたりは、同じ独裁国家である北朝鮮などと対照的なところですね。
ミスベラルーシです。
民族衣装が美しい。
こちらはミスウクライナ。ベラルーシの南にある隣国です。
東隣の国がロシア。ベラルーシとは「白いロシア」という意味ですが、これはモンゴル語で白には「西」という意味があります。
ベラルーシはモンゴル帝国から独立する形で建国された国なので、ロシアの西の国という意味で、この国名になっています。
こちらがミスロシア。
ちょっと北の国、フィンランド。ミスフィンランドのみなさん。
この地域に美女が多く生まれるのは、ヨーロッパとアジアの中間地域で、ほとんどの人が白人とアジア人、さらに南のアラブ人も含めての混血だからとも言われますが、どうなんでしょうか。
また、この地域はかつてのソ連支配地域から独立した国が多く、いまだに独裁政治を続けている国も少なくないのが実情です。
いずれにしても、彼女たちがこの笑顔にふさわしい国に、早くなることを期待したいです。
それにしてもこのルカシェンコ大統領。ほとんどセクハラですね。
トランスジェンダーの出場者がミスコンテストに出場 女に生まれた歓びとは
最近の流行語のようになっているのが、LGBTやトランスジェンダーという言葉。
初めてのことではないですが、ミスコンテストにトランスジェンダー「女性」が出場し、入賞を果たしました。
アメリカ・ネバダ州で行われた、ミス・ネバダ・USAのコンテスト。
優勝したのはカタルナ・エンリケスさん(27)です。元男性でした。
きれいな人ですね・
ミスコンテストではないですが、世界的にはモデルやタレントとして活動する、トランスジェンダー女性も珍しくはない時代になっています。
リア・Tさん。モデルとして活躍してます。元男性です。
カルメン・カレラさん。アメリカでタレントとして活動している方。元男性。
全ての人が、その属性によって差別されず、活動できることは歓迎すべきことです。
そういう意味で、これは良い傾向だとは思います。
しかし、ミスコンテストとしては、いささか困った事態だとも考えます。
元男性を、もともとの女性と同等に扱っていいものか、ということです。
スポーツの世界では、トランスジェンダー女性を女子選手として受け入れることに批判的な意見もあります。
もともと体は男性なので、身体能力の点で、女子選手に比べてアドバンテージがあるわけです。こういう選手を女子選手と同等に扱うのは、フェアと言えるのかどうか。
そういう批判が出ているのです。
こういう例があります。
トランスジェンダーの女性パワーリフティング選手が、この選手が、大会時に男性であったと判断されたため、世界タイトルを剥奪されました。
メアリー・グレゴリーさん。元男性です。
これに一部の女性アスリートが反発しました。
イギリスの元オリンピック選手シャロン・デイビスさんは、自身のTwitterに、「男性の身体と生理機能を持ったトランスジェンダーの女性選手がアメリカの大会で優勝し、世界記録を更新しました。女性の身体を持つ女性は太刀打ちできない。無意味で不公平な戦いになります。」
と意見表明したのです。
ミスコンテストはスポーツとは違いますが、同じような問題を抱えることになります。
元男性をもともとの女性と同等に扱うことが出来るのか。それははたしてフェアなことなのか。
今のところ、ミスコンテストの場で、元男性が有利になる状況はあまり考えられません。しかし、いろいろな条件が違ってくるのは間違いありません。今後必ず大きな問題となるでしょう。
ミスコンテストとしては悩ましいところです。
本来、ミスコンテストは「女に生まれた歓び」を表現する場だと考えるからです。
女に生まれた嬉しさ。
女性ならではの美しさ。
武力衝突のイスラエル、そのミスコンテスト、ミスコン事情
イスラエル・パレスチナの武力衝突は、これを書いている時点で、収まる気配はありません。
相互にロケット弾攻撃と報復爆撃の応酬で、多数の犠牲者を出していると伝えられています。
一日も早い収拾と平和を祈るばかりです。
ここでは、その一方の国、イスラエルのミスコンテスト、ミスコン事情について、少し書いてみたいと思います。
ミス・イスラエルで一番有名な女性といえば、おそらくこの人。ガル・ガジェット。
ハリウッド女優として活躍しています。
代表作は、もちろん「ワンダーウーマン」でしょう。
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彼女は1985年4月30日、イスラエル生まれ。
18歳でミス・イスラエルに選ばれ、ミス・ユニバースにも出場しました。
その後、帰国して兵役につきました。
イスラエル国民は兵役の義務があり、それは女性にも適用されます。男女の扱いに違いは無いのです。
兵役の義務(徴兵制)がいまだに残っている国は、今ではあまり多くはありません。隣国の韓国が有名ですが、ほとんどの国では、有事の時のみだったりする場合が多いのです。
イスラエルの女性兵士
しかし世界でも、女性にも兵役の義務を課している国は珍しいのです。イスラエルは人口が900万人程度で、そのうち兵役対象となるユダヤ系人口は6~700万人程度とされます。
この人口で、十分な兵士の人数をそろえるには、女性も兵役につかせるしか無いというのが実情なのです。
イスラエルは準戦時状態にあるとされ、周囲は敵対するアラブ諸国に囲まれています。現在のような事実上の戦争状態になることも、しばしばあります。
そのため、女性兵士が実戦に参加することも、珍しくないと言われます。
男性兵士と共に軍務につくイスラエル女性兵士
ガル・ガジェットは、兵役についた後、アメリカ・ハリウッドに渡り、女優デビューしました。
ブレイクしたのは、この「ワンダーウーマン」で、女性兵士だった彼女のイメージにピッタリだったのです。
彼女も、兵役時代の経験が、ワンダーウーマンのキャラ作りに役立ったと言っています。
女性兵士のいる国イスラエルは、世界的にワンダーウーマンのイメージかあるようで、国際的ミスコンテストで、ワンダーウーマンのコスプレをする、イスラエル代表もいます。
ミスインターナショナル2017年、イスラエル代表のコスプレ。
ジェンダー平等の考えからすれば、女性兵士は歓迎されることなのかもしれませんし、ワンダーウーマンもとても面白い映画ですが、とにかく、今の武力衝突が収まり、イスラエル、パレスチナともに平和な時代になることを祈りたいです。
女性兵士たちも、こんな笑顔になりますように。
ミスコンテスト、ミスコン強豪国 ミスベネズエラ はこれからどうなるのか。
ミスコンテスト、ミスコンに興味がある方なら、南米にあるベネズエラという国が、ミスコンテストで素晴らしい結果を出し、「ミスコン強豪国」と呼ばれている、という話を聞いたこともあるかもしれません。
その通り。ベネズエラはミスコンテストで最多タイトルを獲得し、見事な結果を出しています。
ミスコンテストの結果は、
ミス・ユニバース 優勝7回
1979 • 1981 • 1986 • 1996 • 2008 • 2009 • 2013 年
ミス・ワールド 優勝6回
1955 • 1981 • 1984 • 1991 • 1995 • 2011 年
ミス・インターナショナル 優勝8回
1985 • 1997 • 2000 • 2003 • 2006 • 2010 • 2015 • 2018 年
ミス・アース 優勝2回
2005 • 2013 年
ミス・アースだけ少ないですが、これはミス・アース自体の歴史が浅いからです。
ミス・ベネズエラは 1位がミス・ユニバース、2位がミス・ワールド、3位がミス・インターナショナル、4位がミス・アース にベネズエラ代表として派遣されます。
近年の優勝者を見ると
ミス・ユニバース 2013年 優勝
マリア・ガブリエル・イスレルさん。
トランプ前大統領と。
当時はトランプさんは大統領ではありませんでしたが、この頃はミス・ユニバース世界大会の運営権はトランプ氏のもとにありました。
ミス・ワールド 2011 年 優勝
Ivian Sarcos イヴァン・サルコス さん と発音すればいいのかな。
水着で。
ミス・インターナショナル 2018年 優勝
Mariem Velazco マリエム・ベラスコ さん でしょうか。
こちらはカジュアルウェア。
ミス・アース 2013年 優勝
Alyz Henrich アリズ・ヘンリッツ さん。ドイツ系でしょうか。
こういうファンタジックな写真も。
まさに総ナメという感じです。
ミス・ベネズエラがこれほど素晴らしい結果を出せるのは、もちろんいろいろと力を入れているからでもありますが、それも1人の人が尽力している、ということではなく、組織的にミスコンテスト出場者の底上げを行っているからです。
なんとベネズエラには、ミスのための学校まであります。
正式な名称では無いようですか、beauty factoriesと呼ばれていて、つまり美女工場です。
こんな感じ。
なんと、大人からこんな子供まで生徒?にいます。
子供の頃からウォーキングの練習。そりゃミスコンでも優勝するでしょう。
結構、体育会系だったりする。
このbeauty factoriesには、各国から留学生も来ているようで、コロンビア、ブラジル、フィリピンなどから、ミスのファイナリストたちが、美女になるための勉強に来ているとのこと。
これは強豪国にもなりますよ。
これだけミスコンテストが文化として根付いているのは、うらやましい話です。
さて、そのベネズエラですが、治安の悪化が著しい。
経済状況は世界最悪とまで言われ、犯罪が多発しています。
独裁的な大統領と反大統領勢力との対立が激しく、上に出てきたトランプ前大統領は軍事介入まで示唆していました。
まさか、ミス・ユニバースを救出するために軍隊を送るのではないと思いますが。
・・・いや、本音はそうだったかもしれませんね。トランプさんのことだから。
一日も早く、治安が回復し、この笑顔が途絶えることがないことを祈ります。
かつて行われていた、ミス東京コンテスト
ミス東京コンテスト
かつての昭和の思い出です。ミス東京コンテストが行われていました。23区と各市群から代表が選ばれて、華やかに開催。
プレゼンターは東京都知事がやっていたようです。
当時の映像。昭和49年度は47人が出場していました。
こちらは昭和55年度。
昭和58年。この頃から映像がカラー化されています。
著作権の関係でフィルターがかかっていますが、ご容赦ください。
BGMがなんだか時代を感じさせます。
平成にはいった頃から実施されなくなりました。
スポンサーの中日新聞社(東京新聞を発行している)がスポンサーを降りたことが最大の理由ですが、この当時にわかに起こったミスコン批判を気にしたこともあったのでしょう。
もう昭和も終わり、令和になりました。私たちも「ミス令和の日本 コンテスト」を開催しています。
ミス東京も再開したいものですね。