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ミスユニバース世界大会2024年 優勝は意外なことに普通の女性 デンマーク代表に 

カテゴリ: ブログ 作成日:2024年12月09日(月)

ミスユニバース73回大会が、メキシコの首都メキシコシティで開催されました。

コロナの影響はもはや無く、完全な形式での開催です。

 2024 ミスユニバース 4

 

 

この方が今年度のミスユニバース世界大会の優勝者。

マリア・ビクトリア・ケア・タイルヴィグ Maria Victoria Kjær Theilvigさん。デンマーク代表です。

マリアさんは、21歳。2021年のミスデンマーク、ミスグランドインターナショナル2022年のデンマーク代表などに選ばれるなど、輝かしい経歴の持ち主です。

この方がマリアさん。

 2024 ミスユニバース 2

2024 ミスユニバース 1

この栄冠を伝えるニュースで、面白い表現だったのが、ミスユニバース世界大会で優勝したのは「意外なことに、普通の人だった」という言い方です。

今年度から、ミスユニバースは世界規模で出場要件を緩和しました。これまでは28歳までとされていた年齢制限を撤廃しただけではなく、既婚者でもよい。子供がいてもよい。などなどです。

今回のミスユニバースでは、そういう新要件に合致した方が選ばれるのではと予想する向きがあり、ある種の期待もあったのですが、実際に選ばれたのは、マリアさんという「普通の女性」だったわけです。

あるいは、ミスユニバース審査員も、新しい要件にまだまだ適応できいない、ということなのかもしれません。

ちなみに、5位だったこの方。ベネズエラ代表の方で、leana Márquezイレアナ・マルケスさん。

お子さんがいらっしゃいます。素晴らしい美人ですね。

2024 ミスユニバース 3 ベネズエラ

 

 2024 ミスユニバース 6 ベネズエラ

 

今ミスユニバース世界大会は、上位入賞者も、今までと変わらない「普通の代表女性」が多く、今回は高齢の方や既婚者が選ばれるのでは、と期待していた向きには、いささか裏切られた形に。

素晴らしい女性は、年齢も既婚も子供がいることも関係ない。その通りですが、まだミスユニバースも含めて、世界が追い付いていないということかもしれません。

2024 ミスユニバース 5

美女大国 ウクライナのミスコンテストは今年も盛大に

カテゴリ: ブログ 作成日:2024年11月22日(金)

前回、ミスロシアの話をしましたので、今回はミスウクライナです。

ウクライナ ミス 2024 1

 

 

こちらも戦争が続いているのはご承知のとおり。むしろ一方的に攻撃を受けているのがウクライナで、こちらのほうが大変です。

先日も、すわ核攻撃かと思わせるロシアからのミサイル着弾が報道されたのは、記憶に新しいです。

さて、ミスウクライナはミスユニバース、ミスインターナショナル、ミスワールドなど、世界的なミスコンテストの開催にあわせて、それぞれウクライナ代表を選ぶという形で行われます。

今回はそのうち3大会の代表をご紹介します。

そのうちミスワールドとミスインターナショナルの代表は同じミスコンテストで選ばれるようです。

こちらはミスワールド代表となるミスウクライナ。

Sofia Shamia ソフィア・シャミアさんです。キーウご出身だとか。報道されているように、首都キーウはしきりにミサイルやドローンが飛来しています。そのキーウ市民に楽しいニュースを届けられたことになります。

下にあるソフィア・ズゴバさんと、栄冠を分かち合っています。

 ウクライナ ミスワールド 2024 1

 ウクライナ ミスワールド 2024 2

そしてこちらがミスインターナショナル代表となるミスウクライナ。

Sofia Zghoba ソフィア・ズゴバさんです。リヴィウ出身とか。ポーランド国境に近い街ですが、戦争の惨禍はここも及んでいるようです。

そんなリヴィウの人々には良いニュースのはずです。

 ウクライナ ミスインター 2024 1

ミスインターナショナルは世界大会は日本開催となりますので、来日することになります。

日本旅行を楽しんでもらいたいですね。

 

 

彼女はモデルもしているようで、こんな写真も。

 ウクライナ ミスインター 2024 2

こちらはミスユニバース代表となるミスウクライナ。

Alina Ponomarenko アリーナ・ポノマレンコさん。オデーサの出身。これも地元の皆さんには良いニュースでしょうね。

 ウクライナ ミスユニバー 2024 2

 ウクライナ ミスユニバー 2024 3

なかなか終わる気配のないウクライナ戦争ですが、彼女たちの笑顔がひとときの安らぎを、ウクライナの皆さんに与えています。

ウクライナ ミス 2024 2

幸田芙沙(こうだ・ふさ)さんが、miss culture international 世界大会で準グランプリに

カテゴリ: ブログ 作成日:2024年06月08日(土)

喜ばしいニュースが飛び込んできました。

インドネシアの首都・ジャカルタで開催された、ミス・カルチャー・インターナショナル・コンテストで日本代表の幸田芙沙さんが、準グランプリを受賞したとのことです。

 カルチャー 幸田 1

 

 

こちらも幸田芙沙さん。左側の方です。

島根大学の医学部在学中、これからは医師とモデルを並行させて活躍したいと、抱負を語ってします。

若い女性が欲張りなのはいいことですね。

 カルチャー 幸田 2

 

 

さてこの、ミス・カルチャー・インターナショナルというミスコンテスト、あまり聞きなれないコンテストです。初めて聞いたという方も多いのでは。

こちらがインスタグラムです。

https://www.instagram.com/miss_culture_international/

こちらはTiltok。

https://www.tiktok.com/discover/miss-culture-international-2024

 カルチャー 5

 

 

歴史はあまり長くなく、今回で初開催から数回目の開催のようです。

応募要件として、いくつか挙げられている中に、「自国文化について説明できること」というのが目につきます。

このミスコンテストは、統一された美の基準よりも、各国・民族・地域の特徴を主張しつつ、美の基準を決めていく、というのがコンセプトのようです。

 カルチャー 3

 

 

 

 

 

たとえば世界には、アフリカや南太平洋の一部の地域のように、太っていることが美人の条件であるとされる地域があります。まさに美の基準は各地域や文化によって違うのです。これを前面に押し出していこう、という考えのようです。

ここで、タイトルにある「カルチャー」という言葉がかかってくるわけです。まさに各国・民族・地域それぞれの文化を主張するコンテストです。

 カルチャー 4

 

 

これからのミスコンテストですが、今後の発展に注目したいですね。

ミスロシア2024が開催されました。ミスコンテストは平和の祭典です

カテゴリ: ブログ 作成日:2024年06月08日(土)

ミスロシア2024年度が開催されています。

ご存じのとおり、ロシアは戦争の真っ最中です。その時代の中でも、かなり盛大に恒例のミスロシアコンテストが、今年も無事に開催されたようです。

 ロシア ミス 2024 9

ロシア ミス 2024 5

 

 

この方が2024年、ミスロシア。Valentina Alekseevaワレンチア・アレクセイワさん。

すばらしい方ですね。

 ロシア ミス 2024

ロシア ミス 2024 2

ロシア ミス 2024 3

 

2024年度のミスロシアですが、開催は2024年10月5日でした。

ここは突っ込むところではないかもしれませんが、この日付で2024年のミスロシアを選出するようです。

 

 

こちらはワレンチアさんの民族衣装。ロシアの伝統を感じさせてくれて、素晴らしいですね。

 ロシア ミス 2024 6

ちなみに、ミスロシアの応募資格は18歳から23歳までで、結婚と出産の経験が無い女性となっています。

今は、世界のミスコンテストでも、既婚で出場可能だったり、年齢制限を撤廃する動きがある中で、昔ながらというか、厳しいミスコンテストの応募基準を守っているようです。

こちらは上位の3人。中心はワレンチアさん。向かって右が第一準ミスのIrina Mironova イリーナ・ミロノワさん。左が第二準ミスのUlyana Evdokimova ウリヤナ・エフドキモワさん。

ロシア人の名前の呼び方は難しいですね。

 ロシア ミス 2024 4

ミスロシアでは、優勝者から準ミスに至るまで、順位をつけています。

ご承知の通り、ウクライナ戦争は終わりが見えない感じになっています。多数のロシア人と、もちろんウクライナ人も亡くなっている状況です。

ミスロシアたちの笑顔が、わずかでも癒しになってくれます。

ロシア ミス 2024 8

ミスユニバース・アルゼンチン、ブエノスアイレス地区代表は60歳! ドミニカ代表は47歳の2児の母!

カテゴリ: ブログ 作成日:2024年05月06日(月)

いい意味で驚くようなニュースが飛びこんできました。今年のミスユニバース・アルゼンチンの地方大会、首都ブエノスアイレス地区代表に60歳の女性が選ばれました。

この方です。marisa rodríguez アレハンドラ・ロドリゲスさん。

 アルゼンチン ミス 1

 

 

アレハンドラさんは、アルゼンチンの首都、ブエノスアイレスに在住の弁護士でありジャーナリストでもあるという方。

肩にあるのはタトゥでしょうか。現代的な女性とお見受けします。

 アルゼンチン ミス 2

 

 

こちらは横から見た写真。とても60歳には見えません。

そうだと思いながら見ると、確かに年齢はかなり上なのだなという気もしますが、それでも60歳のようには見えませんよね。

 アルゼンチン ミス 4

 

今年から、ミスユニバースは年齢、婚姻の有無など、これまであったさまざまな制限の規定を、ほとんど撤廃しました。

なので、さまざまな属性を持った方が選ばれています。

この方は、ドミニカ共和国代表に選ばれたHeidi Cruzハイディ・クルスさん。47歳で既婚、2児の母です。

 ドミニカ ミス 1

 

 

早くに結婚、出産を経験したため、ミスコンテスト出場は諦めていたという彼女ですが、制限の撤廃により、挑戦してみたいという気持ちが生まれて応募。見事代表の地位を手に入れました。

職業は、何かフィットネスのコーチのようで、この健康的な体。この方は47歳と言われても、にわかには信じられないといった感じですね。

 ドミニカ ミス 2

これから、こういうミスたちがたくさん出てくるのでしょう。にぎやかなことになりそうです。

いや、となると「ミス」というタイトルも違ったものになっていくのかもしれませんね。

 

ミスユニバース2024世界大会は、メキシコの首都・メキシコシティで開催されます。

ミスユニバース 公式HP

ミスコンテストを舞台にした映画「デンジャラス・ビューティー」

カテゴリ: ブログ 作成日:2024年03月09日(土)

今日は、面白い映画をご紹介します。

ミスコンテストを舞台にした映画、「デンジャラス・ビューティー」です。

ちょっと注意しておきたいのは、同じようなタイトルの「マイ・デンジャラス・ビューティー」という映画もありますが、これは全く違う映画なので、ご承知おきを。

 

2000年の封切りの映画です。かなり古い映画になってしまいましたが、面白さは少しも古くなっていません。

大ヒットして、「デンジャラス・ビューティー2」も作成されました。

 デンジャラスビューティー 1

 デンジャラス・ビューティー Amazon

 

 

内容は、サンドラ・ブロック扮するFBI女性捜査官が、ひょんなことからミスアメリカ全国大会で、陰謀が企まれていることを知り、ミスアメリカのファイナリストの一人として潜入捜査を開始する、というもの。

ストーリーの大半は、ミスアメリカ大会での出来事となります。

コミカルな映画で、あまり深く考えずに楽しめます。

 デンジャラスビューティー 2

この方がサンドラ・プロック。美人ですよね。

サンドラの演ずるFBI捜査官・グレイシー・ハートは、子供の頃から男の子をぶん殴るなど、タフな性格。捜査官になってからも、色気なし、化粧気なし、おしゃれにも全く関心が無く、ひたすら犯罪者を容赦なく追跡する凄腕捜査官。

 デンジャラスビューティー 5

 

しかし、ミスアメリカの潜入捜査のため、美女に大変身。ファイナリストの一人としてステージを歩きます。

 デンジャラスビューティー4

 

ちょっとミスコンテストをディスってる場面もありますが、基本的にはミスコンテストに肯定的な内容です。主人公も、最初は「美人コンテストなんて」という感じでしたが、素晴らしい仲間たちと知り合うことで、内面に変化が生まれます。

最後のセリフは、「ここにいるみんな、素敵な仲間です」で締めくくります。

 デンジャラスビューティー3

 

映画の中で印象的なセリフは、ミスたちが「自分や自分の考えをアピールするチャンスが、ミスコンテストで与えられたのよ。」と、大変ポジティブな言葉を言っていること。

そう、ミスコンテストは自分自身や、自分の考えをアピールできる、素晴らしいチャンスなのです。

ミスユニバース機構のグローバル運営母体が経営破綻。ミスユニバースのゆくえは。

カテゴリ: ブログ 作成日:2023年11月12日(日)

ちょっと驚くようなニュースが飛び込んできました。

ミスユニバースのグローバル主催団体、ミスユニバース機構は、現在タイの企業、JKNグローバル・グループによって所有・運営されていますが、この企業が破綻したと報じられています。

こちらは同社サイト。

JKNグローバル・グループ

 

 

JKNグローバル・グループはAnne Jakapong Jakrajutatip(アン・ジャカポン・ジャクラジュタティップ)さんがCEOを務めています。

ミスユニバース機構のCEOも兼任していますが、この方は、男性から女性に性転換した、ミスユニバース機構初の元男性の女性CEOとして、このコラムでも紹介しました。

 

Anne Jakapong Jakrajutatip(アン・ジャカポン・ジャクラジュタティップ)さん

 ミスユニバース CEO 1

 

 

当地の報道によると、同社はテレビ・ネット番組のコンテンツ製作から、各種製品の販売を番組を通じて行うことを主な事業にしています。

2023年度上半期(1月~6月)は、売上高(日本円換算)で約63億円、利益は黒字で約5億円と好調で、資産は約500億円に対し負債も約313億円と、数字だけ見ればさほど危機的な状況とも思えません。

ミスユニバース機構の買収には30億円が投じられたとされていますが、それでも同社にとっては会社が破綻するほどの負担でも無いようです。

あるいは、法的に問題のある経営がなされていた可能性も。こればかりは解りませんが。

 

このニュースを伝える、タイの日本語サイト。

JKNグローバル・グループの破綻

 

現代の会社再生は、経営が思わしく無くなるといったん会社を破綻させ、経営陣の刷新や事業・人員を整理して再建する、という選択が行われることもあります。

なので最近は倒産という言葉を使わず、経営破綻と言います。同社の場合もそうなのかもしれません。

とにかく今は、続報を待つしかありません。

 

気になるのは、ミスユニバースの今後です。

現時点で、ミスユニバース世界大会はエルサルバドルで開催されていますが、大会はそのまま継続して開催されるようなので、ほっとしています。

 ミスユニバース 2023

 

こちらはミスユニバース2023世界大会のサイト。

ミスユニバース 2023 エルサルバドル大会

 

 

こちらはミスユニバース2023の日本代表 宮崎 莉緒さん。

 宮崎りお ミスユニバース2023

 

今後のことですが、JKNグローバル・グループの新経営陣が判断し、ミスユニバース機構が同社の経営に有益ではないとされれば、手放すという選択肢もありえます。そうなると、また新しい運営母体が現れるのかもしれません。

いずれにしても、ミスユニバース開催に、直接影響が及ぶことは無いのではないでしょうか。

今後も注目していきます。

 

Anne Jakapong Jakrajutatip(アン・ジャカポン・ジャクラジュタティップ)さんは、男性から女性になった記念に、ミスユニバース機構を買収したと言っていました。今後は同社の経営にプラスになる形で、会社と共に発展させていきたいとも。

ミスユニバースについても、性転換した元男性の女性として、ミスコンテストに新しい風を吹かせたいとも、熱く語っていました。

 ミスユニバースCEO 1

 

 

おそらく彼女は、会社の経営からもミスユニバースからも、手を引かざるを得なくなると思われます。

アンさんは、子供さんも2人いてまだ若いのですから、ここはいったん休息して、また活躍を期待したいです。

ミスユニバースCEO 5

 

ミスインターナショナル、 ミスコンテストは大阪万博から始まった。

カテゴリ: ブログ 作成日:2023年10月22日(日)

ミスインターナショナル日本大会が10月26日、東京で開催されました。

日本代表の米山珠央さんも出場、惜しくも優勝は逃しましたが、優勝したのはベネズエラ代表のアンドレア・ルビオさん。

 

こちらが米山さん。

ミスインター 2023 2

 

 

こちらは優勝者、アンドレア・ルビオさん。

 ミスインター 2023 1

 

 

話は大きく変わりますが、この2025年に開催が予定されている大阪・関西万国博覧会。今準備が遅れているというニュースが流れていますが、どうなるのでしょうか。

もうあまりご存じ無い方もいるかもしれませんが、かつて1970年に、大阪で万博が開かれていました。日本万国博覧会・EXPO70です。

大阪・関西万国博覧会

 大阪関西万博

当時の大阪万博。

 大阪万博

 

話を戻します。

このミスインターナショナルは、現在、世界大会はほとんど日本で開催されるようになっていますが、そのきっかけとなったのがこの大阪万博だと言えば、驚くでしょうか。

 

 

ミスインターナショナルは1960年にアメリカで始まりました。しばらく、アメリカ・ロングビーチで開催されていましたが、1968年から日本で開催されるようになり、そして1970年、この大阪万博のメインイベントのひとつとして、大阪の万博会場で開催されたのです。

 

 

これが当時の写真です。

優勝したのはこの方、Aurora McKenney Pijuan/アウロラ・マッケニー・ピフアンまたはオーロラ・ピジュアンという日本語表記もあります。

 ミスインター 2023 3

 

 

この当時は、日本社会で外国人を見るのが珍しく、世界の美女が一堂に会したミスコンテストは、かなりの評判を呼び、大阪万博を大いに盛り上げたとのことでした。

これは1970年大会を報じる記事。

 ミスインター 2023 5

 

今では、世界大会も含めて日本の一般社団法人国際文化協会が主催しています。

この協会は、外務省文化交流部の外郭団体として認可された社団法人で、かなりしっかりした団体です。

半世紀以上も前のことなので詳細はわかりませんが、おそらく万博をきっかけに、開催権も含めて一般社団法人国際文化協会に主体が移ったのでしょう。

そのせいなのかは解りませんが、世界大会や、数回は中国やふたたびロングビーチでの開催もあったものの、ほとんど全て日本国内で開催されています。

 

 

そして2025年に開催される大阪・関西万博。

今のところ、先行きが不透明という感じになっていますが、これを契機にミスインターナショナルのような世界的なイベントが、日本に根付くきっかけになってくれればいいのに。

そんなふうに思います。

ミスインター 2023 4

ミス日本 2024ファイナリスト、椎野カロリーナさんはウクライナ系日本人。

カテゴリ: ブログ 作成日:2023年10月20日(金)

 

2024年度のミス日本、東日本でのファイナリストが発表されました。

その中で、注目したいのは椎野カロリーナさん。この方です。

 椎野カロリーナ 1

椎野カロリーナさんは、ウクライナ生まれ。5歳の時、日本にやってきました。

その後はずっと日本で生活し、今は国籍も日本になったとのことです。

日本のパスポートを見せる椎野カロリーナさん。

 椎野カロリーナ 2

今回のミス日本への応募も、自らの日本人としてのIdentityを確認する意味もあるのだとか。

彼女の生まれた国、ウクライナは今大変な時期ですが、いい結果を出せるといいですね。

 椎野カロリーナ 3

世界的にみると、このように海外にルーツを持つミスが選ばれることは、もう珍しくありません。

これは、2022年度のミスアメリカ。選ばれたのはアラスカ州代表で、韓国系アメリカ人のエマ・ブロイルズさん。

エマブロイルズ ミスアメリカ 韓国 

過去には、別のミスコンテストですが、日系の方がアメリカ代表に選ばれたこともあります。

ミスコンテストに限らず、スポーツや芸能などでは、国籍やルーツを厳密に捉えず、かなり幅を持った資格を定義するのが一般的になっています。

やわらかく言うと「自分で〇〇人だと思っている国、国籍で出場してよい」ということです。

例を挙げると、野球の国際大会、WBC日本代表だったヌートバー選手。

彼は、厳密に言うならば日系アメリカ人で国籍もアメリカです。でもWBCの規定で、アメリカ・日本のどちらのチームで出場してもよいということで、日本代表として出場しました。

 ヌートバー

もう一人。

日本のタレント・副島淳さん。日本生まれの日本人ですが、見かけは黒人です。でもご本人は日本人としてのIdentityを持っていて、日本でタレント活動をしています。

見かけは黒人なので英語が出来ると思われがちだが、英語はまるでダメとか。そういう意味でも日本人だと笑っていますww

 副島淳

これから、ミスコンテストも今までに無いIdentity、ルックスを持った出場者が見られるようになるでしょう。

楽しみです。

男性はミスコンテストになじむのか。2つのミスコンテスト、独身女性のみの「ミスあきたこまち」と、既婚者・男性もOKの「NARA コンシェルジェ」(奈良)。

カテゴリ: ブログ 作成日:2023年09月18日(月)

 

 

2つのミスコンテストのお話をします。

 

 

こちらは「ミスあきたこまち」です。皆さん秋田らしい衣装ですね。

 ミスあきたこまち 1

 

 

この「ミスあきたこまち」は、募集条件として独身の女性のみ。18歳以上ただし高校生除く、となっていて、伝統的というか、これまでのミスコンテストと変わらない募集条件となっています。

仕事は、秋田の農産物のPR。主催はJA秋田です。

ミスあきたこまち 2 

活躍していただきたいですね。

 

 

そしてこちらは「NARA CITY コンシェルジュ」。

奈良市の観光PRなどに従事します。

かなり以前は、奈良観光大使やミス奈良の名称でしたが、19年からNARA CITY コンシェルジュと名前を変えました。

毎年3人の方が選ばれます。

 NARA CITY コンシェルジュ 1

 

 

実はこの「NARA CITY コンシェルジュ」は02年には、すでに男性の応募も可能としていました。

さらに、いつからかは解りませんが、既婚者の応募も可能となっています。既婚者でいいのならば「ミス」という名称はどうかという意見が市議会などから上がり、今の名称になった経緯があります。

 NARA CITY コンシェルジュ 2

とはいえ、これまで選ばれたのは女性しかおらず、それも大学生くらいの年齢の方ばかりです。男性が選ばれたことは過去1度もありません。

これは、意識してそうしているのではなく、そういう年齢で、なおかつ女性からしか応募が無いのが実情だとのこと。

男性の応募者は、過去数人しかおらず、選べないというのが本当のところのようです。

 

 

男性を対象としたミスターコンテストは、大学などでは最近増えてきました。ミスターキャンパスというイベントもよく聞きます。

こちらは2021年のミス青学と同時開催の、ミスター青学です。

 ミスター青学

しかし、話を聞いてみると、ミスターキャンパスも出場者を確保するのに苦労しているのが実情のようです。

 

 

男性は、美を競うコンテストなどに出たがらないのです。

理由はいろいろあるでしょうが、男らしさの一つの形として、筋肉質でマッチョであるというものがあり、そういう男性は、ミスターコンテストのような「チャラい」イベントを見下しているのかもしれません。

 マッチョ男

 

 

結局、ミスコンテストは女性だけのもの。そういうことになるのかもしれませんね。

 ミスグランドジャパン

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