幸田芙沙(こうだ・ふさ)さんが、miss culture international 世界大会で準グランプリに
喜ばしいニュースが飛び込んできました。
インドネシアの首都・ジャカルタで開催された、ミス・カルチャー・インターナショナル・コンテストで日本代表の幸田芙沙さんが、準グランプリを受賞したとのことです。
こちらも幸田芙沙さん。左側の方です。
島根大学の医学部在学中、これからは医師とモデルを並行させて活躍したいと、抱負を語ってします。
若い女性が欲張りなのはいいことですね。
さてこの、ミス・カルチャー・インターナショナルというミスコンテスト、あまり聞きなれないコンテストです。初めて聞いたという方も多いのでは。
こちらがインスタグラムです。
https://www.instagram.com/miss_culture_international/
こちらはTiltok。
https://www.tiktok.com/discover/miss-culture-international-2024
歴史はあまり長くなく、今回で初開催から数回目の開催のようです。
応募要件として、いくつか挙げられている中に、「自国文化について説明できること」というのが目につきます。
このミスコンテストは、統一された美の基準よりも、各国・民族・地域の特徴を主張しつつ、美の基準を決めていく、というのがコンセプトのようです。
たとえば世界には、アフリカや南太平洋の一部の地域のように、太っていることが美人の条件であるとされる地域があります。まさに美の基準は各地域や文化によって違うのです。これを前面に押し出していこう、という考えのようです。
ここで、タイトルにある「カルチャー」という言葉がかかってくるわけです。まさに各国・民族・地域それぞれの文化を主張するコンテストです。
これからのミスコンテストですが、今後の発展に注目したいですね。
ミスロシア2024が開催されました。ミスコンテストは平和の祭典です
ミスロシア2024年度が開催されています。
ご存じのとおり、ロシアは戦争の真っ最中です。その時代の中でも、かなり盛大に恒例のミスロシアコンテストが、今年も無事に開催されたようです。
この方が2024年、ミスロシア。Valentina Alekseevaワレンチア・アレクセイワさん。
すばらしい方ですね。
2024年度のミスロシアですが、開催は2024年10月5日でした。
ここは突っ込むところではないかもしれませんが、この日付で2024年のミスロシアを選出するようです。
こちらはワレンチアさんの民族衣装。ロシアの伝統を感じさせてくれて、素晴らしいですね。
ちなみに、ミスロシアの応募資格は18歳から23歳までで、結婚と出産の経験が無い女性となっています。
今は、世界のミスコンテストでも、既婚で出場可能だったり、年齢制限を撤廃する動きがある中で、昔ながらというか、厳しいミスコンテストの応募基準を守っているようです。
こちらは上位の3人。中心はワレンチアさん。向かって右が第一準ミスのIrina Mironova イリーナ・ミロノワさん。左が第二準ミスのUlyana Evdokimova ウリヤナ・エフドキモワさん。
ロシア人の名前の呼び方は難しいですね。
ミスロシアでは、優勝者から準ミスに至るまで、順位をつけています。
ご承知の通り、ウクライナ戦争は終わりが見えない感じになっています。多数のロシア人と、もちろんウクライナ人も亡くなっている状況です。
ミスロシアたちの笑顔が、わずかでも癒しになってくれます。
ミスユニバース・アルゼンチン、ブエノスアイレス地区代表は60歳! ドミニカ代表は47歳の2児の母!
いい意味で驚くようなニュースが飛びこんできました。今年のミスユニバース・アルゼンチンの地方大会、首都ブエノスアイレス地区代表に60歳の女性が選ばれました。
この方です。marisa rodríguez アレハンドラ・ロドリゲスさん。
アレハンドラさんは、アルゼンチンの首都、ブエノスアイレスに在住の弁護士でありジャーナリストでもあるという方。
肩にあるのはタトゥでしょうか。現代的な女性とお見受けします。
こちらは横から見た写真。とても60歳には見えません。
そうだと思いながら見ると、確かに年齢はかなり上なのだなという気もしますが、それでも60歳のようには見えませんよね。
今年から、ミスユニバースは年齢、婚姻の有無など、これまであったさまざまな制限の規定を、ほとんど撤廃しました。
なので、さまざまな属性を持った方が選ばれています。
この方は、ドミニカ共和国代表に選ばれたHeidi Cruzハイディ・クルスさん。47歳で既婚、2児の母です。
早くに結婚、出産を経験したため、ミスコンテスト出場は諦めていたという彼女ですが、制限の撤廃により、挑戦してみたいという気持ちが生まれて応募。見事代表の地位を手に入れました。
職業は、何かフィットネスのコーチのようで、この健康的な体。この方は47歳と言われても、にわかには信じられないといった感じですね。
これから、こういうミスたちがたくさん出てくるのでしょう。にぎやかなことになりそうです。
いや、となると「ミス」というタイトルも違ったものになっていくのかもしれませんね。
ミスユニバース2024世界大会は、メキシコの首都・メキシコシティで開催されます。
ミスコンテストを舞台にした映画「デンジャラス・ビューティー」
今日は、面白い映画をご紹介します。
ミスコンテストを舞台にした映画、「デンジャラス・ビューティー」です。
ちょっと注意しておきたいのは、同じようなタイトルの「マイ・デンジャラス・ビューティー」という映画もありますが、これは全く違う映画なので、ご承知おきを。
2000年の封切りの映画です。かなり古い映画になってしまいましたが、面白さは少しも古くなっていません。
大ヒットして、「デンジャラス・ビューティー2」も作成されました。
内容は、サンドラ・ブロック扮するFBI女性捜査官が、ひょんなことからミスアメリカ全国大会で、陰謀が企まれていることを知り、ミスアメリカのファイナリストの一人として潜入捜査を開始する、というもの。
ストーリーの大半は、ミスアメリカ大会での出来事となります。
コミカルな映画で、あまり深く考えずに楽しめます。
この方がサンドラ・プロック。美人ですよね。
サンドラの演ずるFBI捜査官・グレイシー・ハートは、子供の頃から男の子をぶん殴るなど、タフな性格。捜査官になってからも、色気なし、化粧気なし、おしゃれにも全く関心が無く、ひたすら犯罪者を容赦なく追跡する凄腕捜査官。
しかし、ミスアメリカの潜入捜査のため、美女に大変身。ファイナリストの一人としてステージを歩きます。
ちょっとミスコンテストをディスってる場面もありますが、基本的にはミスコンテストに肯定的な内容です。主人公も、最初は「美人コンテストなんて」という感じでしたが、素晴らしい仲間たちと知り合うことで、内面に変化が生まれます。
最後のセリフは、「ここにいるみんな、素敵な仲間です」で締めくくります。
映画の中で印象的なセリフは、ミスたちが「自分や自分の考えをアピールするチャンスが、ミスコンテストで与えられたのよ。」と、大変ポジティブな言葉を言っていること。
そう、ミスコンテストは自分自身や、自分の考えをアピールできる、素晴らしいチャンスなのです。
ミスユニバース機構のグローバル運営母体が経営破綻。ミスユニバースのゆくえは。
ちょっと驚くようなニュースが飛び込んできました。
ミスユニバースのグローバル主催団体、ミスユニバース機構は、現在タイの企業、JKNグローバル・グループによって所有・運営されていますが、この企業が破綻したと報じられています。
こちらは同社サイト。
JKNグローバル・グループはAnne Jakapong Jakrajutatip(アン・ジャカポン・ジャクラジュタティップ)さんがCEOを務めています。
ミスユニバース機構のCEOも兼任していますが、この方は、男性から女性に性転換した、ミスユニバース機構初の元男性の女性CEOとして、このコラムでも紹介しました。
Anne Jakapong Jakrajutatip(アン・ジャカポン・ジャクラジュタティップ)さん
当地の報道によると、同社はテレビ・ネット番組のコンテンツ製作から、各種製品の販売を番組を通じて行うことを主な事業にしています。
2023年度上半期(1月~6月)は、売上高(日本円換算)で約63億円、利益は黒字で約5億円と好調で、資産は約500億円に対し負債も約313億円と、数字だけ見ればさほど危機的な状況とも思えません。
ミスユニバース機構の買収には30億円が投じられたとされていますが、それでも同社にとっては会社が破綻するほどの負担でも無いようです。
あるいは、法的に問題のある経営がなされていた可能性も。こればかりは解りませんが。
このニュースを伝える、タイの日本語サイト。
現代の会社再生は、経営が思わしく無くなるといったん会社を破綻させ、経営陣の刷新や事業・人員を整理して再建する、という選択が行われることもあります。
なので最近は倒産という言葉を使わず、経営破綻と言います。同社の場合もそうなのかもしれません。
とにかく今は、続報を待つしかありません。
気になるのは、ミスユニバースの今後です。
現時点で、ミスユニバース世界大会はエルサルバドルで開催されていますが、大会はそのまま継続して開催されるようなので、ほっとしています。
こちらはミスユニバース2023世界大会のサイト。
こちらはミスユニバース2023の日本代表 宮崎 莉緒さん。
今後のことですが、JKNグローバル・グループの新経営陣が判断し、ミスユニバース機構が同社の経営に有益ではないとされれば、手放すという選択肢もありえます。そうなると、また新しい運営母体が現れるのかもしれません。
いずれにしても、ミスユニバース開催に、直接影響が及ぶことは無いのではないでしょうか。
今後も注目していきます。
Anne Jakapong Jakrajutatip(アン・ジャカポン・ジャクラジュタティップ)さんは、男性から女性になった記念に、ミスユニバース機構を買収したと言っていました。今後は同社の経営にプラスになる形で、会社と共に発展させていきたいとも。
ミスユニバースについても、性転換した元男性の女性として、ミスコンテストに新しい風を吹かせたいとも、熱く語っていました。
おそらく彼女は、会社の経営からもミスユニバースからも、手を引かざるを得なくなると思われます。
アンさんは、子供さんも2人いてまだ若いのですから、ここはいったん休息して、また活躍を期待したいです。
ミスインターナショナル、 ミスコンテストは大阪万博から始まった。
ミスインターナショナル日本大会が10月26日、東京で開催されました。
日本代表の米山珠央さんも出場、惜しくも優勝は逃しましたが、優勝したのはベネズエラ代表のアンドレア・ルビオさん。
こちらが米山さん。
こちらは優勝者、アンドレア・ルビオさん。
話は大きく変わりますが、この2025年に開催が予定されている大阪・関西万国博覧会。今準備が遅れているというニュースが流れていますが、どうなるのでしょうか。
もうあまりご存じ無い方もいるかもしれませんが、かつて1970年に、大阪で万博が開かれていました。日本万国博覧会・EXPO70です。
大阪・関西万国博覧会
当時の大阪万博。
話を戻します。
このミスインターナショナルは、現在、世界大会はほとんど日本で開催されるようになっていますが、そのきっかけとなったのがこの大阪万博だと言えば、驚くでしょうか。
ミスインターナショナルは1960年にアメリカで始まりました。しばらく、アメリカ・ロングビーチで開催されていましたが、1968年から日本で開催されるようになり、そして1970年、この大阪万博のメインイベントのひとつとして、大阪の万博会場で開催されたのです。
これが当時の写真です。
優勝したのはこの方、Aurora McKenney Pijuan/アウロラ・マッケニー・ピフアンまたはオーロラ・ピジュアンという日本語表記もあります。
この当時は、日本社会で外国人を見るのが珍しく、世界の美女が一堂に会したミスコンテストは、かなりの評判を呼び、大阪万博を大いに盛り上げたとのことでした。
これは1970年大会を報じる記事。
今では、世界大会も含めて日本の一般社団法人国際文化協会が主催しています。
この協会は、外務省文化交流部の外郭団体として認可された社団法人で、かなりしっかりした団体です。
半世紀以上も前のことなので詳細はわかりませんが、おそらく万博をきっかけに、開催権も含めて一般社団法人国際文化協会に主体が移ったのでしょう。
そのせいなのかは解りませんが、世界大会や、数回は中国やふたたびロングビーチでの開催もあったものの、ほとんど全て日本国内で開催されています。
そして2025年に開催される大阪・関西万博。
今のところ、先行きが不透明という感じになっていますが、これを契機にミスインターナショナルのような世界的なイベントが、日本に根付くきっかけになってくれればいいのに。
そんなふうに思います。
ミス日本 2024ファイナリスト、椎野カロリーナさんはウクライナ系日本人。
2024年度のミス日本、東日本でのファイナリストが発表されました。
その中で、注目したいのは椎野カロリーナさん。この方です。
椎野カロリーナさんは、ウクライナ生まれ。5歳の時、日本にやってきました。
その後はずっと日本で生活し、今は国籍も日本になったとのことです。
日本のパスポートを見せる椎野カロリーナさん。
今回のミス日本への応募も、自らの日本人としてのIdentityを確認する意味もあるのだとか。
彼女の生まれた国、ウクライナは今大変な時期ですが、いい結果を出せるといいですね。
世界的にみると、このように海外にルーツを持つミスが選ばれることは、もう珍しくありません。
これは、2022年度のミスアメリカ。選ばれたのはアラスカ州代表で、韓国系アメリカ人のエマ・ブロイルズさん。
過去には、別のミスコンテストですが、日系の方がアメリカ代表に選ばれたこともあります。
ミスコンテストに限らず、スポーツや芸能などでは、国籍やルーツを厳密に捉えず、かなり幅を持った資格を定義するのが一般的になっています。
やわらかく言うと「自分で〇〇人だと思っている国、国籍で出場してよい」ということです。
例を挙げると、野球の国際大会、WBC日本代表だったヌートバー選手。
彼は、厳密に言うならば日系アメリカ人で国籍もアメリカです。でもWBCの規定で、アメリカ・日本のどちらのチームで出場してもよいということで、日本代表として出場しました。
もう一人。
日本のタレント・副島淳さん。日本生まれの日本人ですが、見かけは黒人です。でもご本人は日本人としてのIdentityを持っていて、日本でタレント活動をしています。
見かけは黒人なので英語が出来ると思われがちだが、英語はまるでダメとか。そういう意味でも日本人だと笑っていますww
これから、ミスコンテストも今までに無いIdentity、ルックスを持った出場者が見られるようになるでしょう。
楽しみです。
男性はミスコンテストになじむのか。2つのミスコンテスト、独身女性のみの「ミスあきたこまち」と、既婚者・男性もOKの「NARA コンシェルジェ」(奈良)。
2つのミスコンテストのお話をします。
こちらは「ミスあきたこまち」です。皆さん秋田らしい衣装ですね。
この「ミスあきたこまち」は、募集条件として独身の女性のみ。18歳以上ただし高校生除く、となっていて、伝統的というか、これまでのミスコンテストと変わらない募集条件となっています。
仕事は、秋田の農産物のPR。主催はJA秋田です。
活躍していただきたいですね。
そしてこちらは「NARA CITY コンシェルジュ」。
奈良市の観光PRなどに従事します。
かなり以前は、奈良観光大使やミス奈良の名称でしたが、19年からNARA CITY コンシェルジュと名前を変えました。
毎年3人の方が選ばれます。
実はこの「NARA CITY コンシェルジュ」は02年には、すでに男性の応募も可能としていました。
さらに、いつからかは解りませんが、既婚者の応募も可能となっています。既婚者でいいのならば「ミス」という名称はどうかという意見が市議会などから上がり、今の名称になった経緯があります。
とはいえ、これまで選ばれたのは女性しかおらず、それも大学生くらいの年齢の方ばかりです。男性が選ばれたことは過去1度もありません。
これは、意識してそうしているのではなく、そういう年齢で、なおかつ女性からしか応募が無いのが実情だとのこと。
男性の応募者は、過去数人しかおらず、選べないというのが本当のところのようです。
男性を対象としたミスターコンテストは、大学などでは最近増えてきました。ミスターキャンパスというイベントもよく聞きます。
こちらは2021年のミス青学と同時開催の、ミスター青学です。
しかし、話を聞いてみると、ミスターキャンパスも出場者を確保するのに苦労しているのが実情のようです。
男性は、美を競うコンテストなどに出たがらないのです。
理由はいろいろあるでしょうが、男らしさの一つの形として、筋肉質でマッチョであるというものがあり、そういう男性は、ミスターコンテストのような「チャラい」イベントを見下しているのかもしれません。
結局、ミスコンテストは女性だけのもの。そういうことになるのかもしれませんね。
コロナの間でも続いていた、ミス京都・京都コレクション
新型コロナの流行も、いよいよ終わりという雰囲気になってきました。マスクを着けている人も、徐々に減っています。
この流行の中、ミスコンテストは大きな影響を受けました。
全国規模のミスコンテストは、形式をオンラインに変えたりしても継続した例が多いですが、地方ミスコンテストは甚大なダメージを受けました。
新型コロナの最中に、募集停止になったまま、現在でも再開していない例もみられます。早く再開することを期待したいですね。
そんな中、このミス京都・京都コレクションは、新型コロナの期間でもずっと継続していたようです。
京都といえば、日本三大美人地域と言われ、福岡・秋田といっしょに筆頭に挙げられる土地柄です。
ここでミスコンテストが行われないとすれば、残念なことになります。
また大学の多い学生の街でもあり、若い女性も多い都市です。
そのせいというわけではないでしょうが、ずっと京都コレクションは開催されていました。
ミスコンテストのテーマとして、学生の応援を挙げているので、出場者は学生がほとんどのようです。ただし、学生以外でも応募できるのかは、直接問い合わせてみてください。
出場者は、京都にこだわらないようで、他地方や海外の大学に在学している人も、出場しています。
コンテストでは、ビューティキャンプ(研修会)や水着審査もしっかり行うようで、かなりフォーマルなミスコンテスですね。
ミス京都(京都コレクション)に続いて、全国の地方ミスコンテストもふたたび再起動してもらいたいと願っています。
ミスユニバースの募集・応募条件が大きく変更される。疑問の声も。
ミスユニバース機構のCEO(最高運営責任者)が交代したことは、先日このブログでお伝えしました。
新しい以下が、新しいCEOのAnne Jakapong Jakrajutatip(アン・ジャカポン・ジャクラジュタティップ)さん。タイの実業家です。
この方は、性転換した元男性の女性です。
予想はされていましたが、ミスユニバースの募集・応募条件が大きく変更になりました。
まず、ジャクラジュタティップCEOのアイデンティティに従い、性転換した元男性の女性でも応募可能となりました。
実はミスユニバースは2013年から、トランスジェンダーの女性には門戸を開放していました。
さらに今回の変更で、既婚者や子供のいる女性でも応募可能となります。
既婚者と子供のいる女性の条件が分けられているのは、ヨーロッパなどでは独身で出産する女性が、今では少なくないからでもあります。
時代の変化ですね。
考えてみれば、ミスコンテスト自体が大きな時代の変化の象徴でした。
ミスコンテストの始まりは諸説ありますが、古代ギリシャの時代にはもう行われていたようですし、日本でも平安時代にはそれに類することも行われていました。
近代のミスコンテストの始まりは、1921年にアメリカで始まったミスアメリカでは、という説が有力です。
この時代は、女性に対して保守的な価値観もあり、女性がみずからの美しさを誇るというイベント。さらに水着になるなどの行為は、社会的には大きなショックでした。
ミスコンテスト開催そのものが社会の変化だったわけです。
百年たって、ミスコンテストも変化していくのでしょう。
こちらは岸田首相に挨拶に行った時のミスユニバースの日本代表。
しかし、今回のミスユニバースの募集・応募条件の大幅な変更には、批判の声があるのも事実です。
ここまで大きな変更をするのならば、それをミスユニバースでやる必要があるのか、という批判的意見です。
ここまでやるのなら、新しいコンテストを創るべきだったのでは、ということです。
こういう声はむしろ、ミスユニバース出場経験のあるOGたちからも上がっているようです。
伝統あるミスユニバースには、これまでのまま古き良きスタイルを守ってもらいたいという気持ちもあるのでしょう。
これには正解は無いと思います。賛否いろいろあるでしょう。
ただ、ミスコンテストも変化を受け入れなければいけない時代になった、というのは間違いないところでしょうか。