ミスインターナショナル、 ミスコンテストは大阪万博から始まった。
ミスインターナショナル日本大会が10月26日、東京で開催されました。
日本代表の米山珠央さんも出場、惜しくも優勝は逃しましたが、優勝したのはベネズエラ代表のアンドレア・ルビオさん。
こちらが米山さん。
こちらは優勝者、アンドレア・ルビオさん。
話は大きく変わりますが、この2025年に開催が予定されている大阪・関西万国博覧会。今準備が遅れているというニュースが流れていますが、どうなるのでしょうか。
もうあまりご存じ無い方もいるかもしれませんが、かつて1970年に、大阪で万博が開かれていました。日本万国博覧会・EXPO70です。
大阪・関西万国博覧会
当時の大阪万博。
話を戻します。
このミスインターナショナルは、現在、世界大会はほとんど日本で開催されるようになっていますが、そのきっかけとなったのがこの大阪万博だと言えば、驚くでしょうか。
ミスインターナショナルは1960年にアメリカで始まりました。しばらく、アメリカ・ロングビーチで開催されていましたが、1968年から日本で開催されるようになり、そして1970年、この大阪万博のメインイベントのひとつとして、大阪の万博会場で開催されたのです。
これが当時の写真です。
優勝したのはこの方、Aurora McKenney Pijuan/アウロラ・マッケニー・ピフアンまたはオーロラ・ピジュアンという日本語表記もあります。
この当時は、日本社会で外国人を見るのが珍しく、世界の美女が一堂に会したミスコンテストは、かなりの評判を呼び、大阪万博を大いに盛り上げたとのことでした。
これは1970年大会を報じる記事。
今では、世界大会も含めて日本の一般社団法人国際文化協会が主催しています。
この協会は、外務省文化交流部の外郭団体として認可された社団法人で、かなりしっかりした団体です。
半世紀以上も前のことなので詳細はわかりませんが、おそらく万博をきっかけに、開催権も含めて一般社団法人国際文化協会に主体が移ったのでしょう。
そのせいなのかは解りませんが、世界大会や、数回は中国やふたたびロングビーチでの開催もあったものの、ほとんど全て日本国内で開催されています。
そして2025年に開催される大阪・関西万博。
今のところ、先行きが不透明という感じになっていますが、これを契機にミスインターナショナルのような世界的なイベントが、日本に根付くきっかけになってくれればいいのに。
そんなふうに思います。