ミスアメリカが100周年を迎えて、ますます盛大に開催。
ミスアメリカが100周年を迎えました。
ここ2年ほどの新型コロナの影響で、ミスコンテスト全般に、1か所に集まる大会としての開催が難しくなったり、一部にはミスコンテストに疑問を呈する声もあったりします。
そんな声もよそに、ミスアメリカはますます盛大に行われました。
URL_ ミスアメリカ 2022
ミスアメリカの第一回は1921年、ニュージャージー州アトランティックシティで開催されました。
アトランティックシティとは、日本ではあまりなじみの無い都市ですが、ニューヨーク、フィラデルフィアの大都市圏から遠くない、近場のリゾート地として知られています。
日本で言うなら湘南あたりのイメージでしょうか。
初代ミスアメリカ、 マーガレット・ゴーマンさん。
ミスメリカは、中止になったことがほとんど無いミスコンテストとしても知られています。
どんな大事件のさなかでも、開催されてきました。
こちらは、1944年ミスアメリカ。Venus Ramey ヴィーナス・ラメイ さん。
この年は、いうまでも無く第二次世界大戦たけなわの時期です。そのせいなのか、手に持っている星条旗が、心なしか大きく見えます。
ラメイさんは、2017年にお亡くなりになりましたが、それまで元気に活躍されていたとか。
2002年のミスアメリカは、Katie Harman ケイティ・ハーマン さん。
この年は、言うまでもなく911テロ事件のあった年です。ミスアメリカ大会は、テロ事件の直後に開催されましたが、中止という判断はされませんでした。
ちなみに、911テロ事件は2001年に起きたので、この年に選ばれたミスアメリカは2002年度ということになります。
Katie Harman ケイティ・ハーマン さん。
今は結婚されて、子供も2人いらっしゃるようですね。下の子は女の子で、大人になったらミスアメリカに出場するんでしょうか。
実のところ、ミスアメリかは一度も中止が無かったわけではないのですが、その理由は、むしろテレビ局の権利に関するトラブルなどです。
どんなにアメリカを揺るがすような時代でも、必ず開催されました。
ミスアメリカは、自由と人権を尊ぶアメリカの精神を象徴するコンテスト。国を挙げてといっても言い過ぎではない大イベントです。
また、ミスアメリカは副賞の賞金のことを、Scholarship 奨学金と呼びます。
これは、ミスアメリカの出場資格を学生に限るものではないのですが、まだ若いミスたちのさらなる成長を願って、という意味があるのでしょう。
ミスアメリカのScholarship 授与。
この大イベントは、アメリカの軍隊も全面協力します。これはアメリカ空軍基地を訪問した時のショット。後ろにあるのはアメリカ空軍のVIP輸送機です。
そして今年も盛大に開催されました。
2022年度のミスアメリカ。Emma Broyles エマ・ブロイレスさん。