イスラム教徒のミスコンテスト
この新型コロナ流行の2021年。ミスコンテストも大きな影響を受けています。
規模縮小やオンライン化。どうやら今年は中止というミスコンテストもあるようです。
これは日本のみならず、世界的にそのようです。
そして私たち、日本ミスコンテスト協会が主催するミスコンテストも、重大な影響を受けてしまっています。
こんな時だからこそ、開催されるミスコンテストを紹介します。
アメリカの Miss Muslimah USA
アメリカで開催された、イスラム教徒のミスコンテストです。
日本語でミス・ムスリマと読みます。
イスラム教徒をムスリムと呼ぶことはご存じの方も多いでしょう。このムスリムというのは男性形の発音で、女性形はムスリマと発音します。
こんな感じで開催されています。
開催は2016年からとのことです。
当然のように、水着審査なんかはありません。
さらに服もかなり面積が大きく、肌を覆っている感じです。セクシーさとはほど遠い。
皆さん頭にヴェールのようなものをかぶっています。
これはイスラムでは、女性は髪を他人に見せてはならないという教義があり、大人の女性はほとんどかぶっています。
呼び方は、この写真のように髪だけ隠すのをヒジャブ、髪から体を含めて覆うものをチャドル、アラビアの写真などでよく見かける、目だけだしたり、顔全体を隠す黒いヴェールをブルカと呼びます。
イスラム女性がこのヴェールをつけないのは、いわばパンツをはかないのと同じだと言っていたイスラム女性がいました。
ただし、この写真にはいませんが、被らない人もいます。
ちなみにこの方が主催者。やはり女性です。
しかし、ムスリマ女性といえども女なのです。美しくありたいと思うのは世界共通。宗教の違いなどありません。
これは、イスラム女性のためのアクセサリーの広告写真。
なかなかセンスがいいですね。
かなり以前になりますが、日本で開催されたあるミスコンテストにパキスタン代表として出場した女性がいましたが、パキスタン政府から「我が国ではミスコンテストは開催されていない。その女性は代表ではない。」と強く抗議され、代表を辞退させられた例がありました。
その人は、どうやって選ばれたのでしょうかね。
また、別のミスコンテスト世界大会にインドネシア代表が参加し、これも物議をかもしました。
インドネシアは世界一イスラム教徒の多い国です。
ちなみにその女性は、中国系のインドネシア人でムスリマではなかったとのこと。
宗教の違いについて、ここでは言わないことにしましょう。
しかし、世界のすべての女性が、その美しさで輝けることを祈りたいです。
ムスリマの美しい方々の姿を動画で張り付けておきます。
トランプ元アメリカ大統領とミスユニバース
ドナルド・トランプ元アメリカ大統領。
落選ということで落ち着きましたが、今はフロリダの別荘(自宅?)で、とりあえず休養ということのようです。
近況の写真。
左側が息子さんのバロン君。大きくなりましたね。
ところで、ドナルド・トランプ米大統領とミスコンテストについて。
トランプ大統領が、大統領に当選した直後まで、ミスユニバースの主催者だったことは、意外に知られていないようです。
これは、大統領になる直前に、ミスユニバースの最終選考での写真。実はこの頃は、ほとんど司会者か、優勝者のプレゼンターとして自らテレビに出ていました。
大統領に当選してから、多忙をきわめてミスコンテストにかかわっていけなくなったようで、ミスユニバース機構の運営から手をひきました。
また、国際的なミスコンテストなので、一国の大統領がかかわるのはちょっと、という考えもあったかもしれません。
以下、ありし日の動画です。
Donald Trump Calls for Co-Winners After Miss Universe Disaster
これをご覧になるとわかると思いますが、トランプさん自身は動画になっていません。
トランプさんは、TVプロデューサーもしていて、ミスコンテスト以外にプロレスの興行もやっていました。
実業家ということで、著作権の管理にはうるさいようです。
Twitter以外では、なかなか動画を見ることは出来ないのです。
なので、以下は写真で。
上の写真のように、自らプロデューサーとしてイベントや番組を仕切っていました。
現在、トランプさんは大統領選挙運動として、しきりに大規模な集会を開いていますが、この経験が生きているのでしょう。
現在、ミスユニバース機構は、IMG(International Management Group)という会社の傘下のあります。
ここは、アメリカでも屈指のイベント・プロモーション会社で、ゴルフの松山英樹や、フィギアスケートの浅田真央の海外マネジメントもしています。
しかし、ミスユニバース世界大会自体は今年は中止になっていますし、この会社も収益の見込めるスポーツイベントなどに力を入れていて、比較的小さいイベントであるミスコンテストは後回しにしている印象も。
もし、大統領を退くことになれば、またミスユニバースに復帰するのでしょうか。
そうすればまた大会を仕切って、盛り上げてくれるかもしれませんね。
美女に囲まれてゴキゲンのトランプさん。
ミスアメリカは今年は開催されます。
ミスアメリカコンテストは、今年は開催されるようです。
昨年は中止になっていた、ミスアメリカコンテストですが、今年は新型コロナ対策を施したうえで開催となるようですね。
3月27日、ラスベガスで開催です。対策を施したとはいえ、盛大なものになるといいですね。
中止になっていたので、2019年のミスアメリカが2020年度も引き続きミスの任務を行っていたとのことです。もっともこの新型コロナ禍のもとでは、出来ることなどあまり無かったと推察できますが。
2019年、2020年のミスアメリカはこの方。
camille schrierさん。
2年もミスをやるなど、そうそうある経験ではないので、いいことだったと思いたいです、まあ本人も、そんなふうにポジティブに考えていることでしょう。
これに関して、話題を1つ。
今回のミスアメリカにトランスジェンダーの女性が参加を申し込んでしましたが、却下されたため裁判になっていました。
その判決が出たようです。上告するのかどうかはわかりませんが、いずれにしても今年のコンテストにはもう間に合いそうもありません。
この方です。名前はAnita Noelle Greenさん。
美しい方ですが男性です。心は女性というトランスジェンダーで、ミスアメリカに出たいとして裁判に至っていました。
判決理由は、このミスアメリカコンテストは公的なものではなく、あくまで民間の任意団体が主催したもの。
誰を出場させるかは、コンテスト主催者の判断に委ねられ、それは違法とはいえない、というものでした。
いわば、裁判所としては判断を控えたということでしょうか。
今は外科の技術も進歩していて、かつてのトランスジェンダーと比較するのも難しいところです。
ミスコンテストとしては、困難な判断を求められる時代になりました。
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